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L-3 KLEIN K-CHIRP

K-CHIRPはサイドスキャンソナーSYSTEM3000用チャープ式地層探査機です。高分解能で透過性も良く、ハイドロフォンにより精細なデータを取得することが可能です。SYSTEM3000と組み合わせて調査を行うため、地層探査と海底面探査を同時に行うことが出来ます。また、水中測位機を用いることでより高い位置精度が得られます。弊社では最大水深600mまで、海底面下40m程度までの地層探査実績があります。主な用途として海底ケーブルルート調査や地質・堆積物調査・埋設物探査などが挙げられます。
地層探査と海底面探査を同時に行った際の収録画面です。堆積層の薄い個所があり、露岩が見らます。堆積層中には複数の内部反射が見られます。一つの曳航体なので位置の整合性は問題ありません。同じ場所を2つの視点から見ることができ、判断材料が増える為、調査の正確度は高まります。
調査概念図
水中測位機と組み合わせることにより高精度な位置情報も取得可能
2素子トランスデューサー(送波器)
ハイドロフォン(受波器)
機器名称 K-Chirp
メーカー L-3 KLEIN (アメリカ)
探査可能深度 水深約500m(ただし耐水圧は水深1500m)
周波数 2-8kHz(チャープ式)
ビーム角 20°(進行方向)、40°(レンジ方向)
分解能 12.5cm(最大)
電源 1kW(最大)
ソースレベル 204dB@re1μPa@1m
空中重量 123kg(サイドスキャンソナー部を含む)
使用ソフト SonarPro、SonarWiz
曳航ケーブル 50ohm同軸ケーブル
データフォーマット SDF、XTF
探査深度 5~50m(地盤密度に依存)
デジタル処理 24bitA/D
セールスポイント 詳細な音響画像、海底地層データを同時に収録が可能
PDFカタログ K-CHIRP
 
https://ssl40.dsbsv.net/ocean-eng.com/files/libs/495/202010061552377576.jpg
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